老後のためのiDeCo活用法

所長ぼやき

こんにちは!税理士のマサジローです。
今日は、老後の資金を確保するための有力な手段、
iDeCo(個人型確定拠出年金)についてお話しします。

iDeCoって何?

まず、iDeCoって何?という方もいるかもしれません。
iDeCoは、個人が自ら年金を積み立てる制度で、掛金は全額所得控除の対象になります。
これによって、毎年の所得税や住民税を軽減することができるんです。
つまり、節税しながら将来のための資金を蓄えることができるというわけです。

iDeCoのメリット

iDeCoの最大のメリットは、なんと言っても「節税」です。
掛金が全額所得控除になるので、収入が多い方ほどその恩恵を受けやすいです。
日本は累進課税なので(^O^)

例えば、年収500万円、独り身のサラリーマンが
年間24万円をiDeCoに積み立てた場合、所得税と住民税を合わせて約5万円の節税になります。
これを30年間続けると、なんと150万円の節税になるんです。

また、運用益も非課税となるため、効率よく資産を増やすことができます。

さらには、出口(解約時)の受取り方も 年金 or 退職金 いずれか選択でき、
どちらにしても税制優遇を受けられる制度になっている点も魅力です!

NISAとiDeCoの利用割合・普及率

ところで、NISA(少額投資非課税制度)とiDeCoの利用割合についても触れておきましょう。
NISAの利用者は増えており、日本の人口約1億2000万人中、約2,136万人(18%)がNISAを利用しています。
2024年からスタートした新NISAの影響で、さらに利用者は増加しています。

一方、iDeCoの利用者は約328万人(3%)とまだまだ少ないのが現状です。
これは、iDeCoの制度が、認知度が低いなど、まだ十分に浸透していないことが原因の一つです。
また、iDeCoは、60歳までは掛金を引き出せない、といった制約も影響しているといえます。

日本の人口と老後資金の重要性

日本の総人口は約1億2000万人で、少子高齢化が進行しています。
これに伴い、公的年金だけでは老後の生活を支えるのが難しくなっています。
だからこそ、自助努力としてiDeCoを活用することが非常に重要です。
少なくとも、iDeCoの仕組みをご存じない方であれば、まず知ったうえで、
活用するか否かの意思決定はした方が良いでしょう。

iDeCoを始めるなら今がチャンス!

現在の低金利時代において、iDeCoは老後資金を効率よく積み立てるための有力な手段です。
特に、若いうちから始めることで、長期間にわたって積み立てることができ、
複利効果を最大限に活用することができます。

個人的には、iDeCoの活用を強くおすすめします。
節税しながら将来の資金を準備するためには、今すぐ始めるのが鉄則です。

最後に、iDeCoの活用方法や節税効果についてもっと詳しく知りたい方は、当事務所までお気軽にお問い合わせください。あなたの老後のための最適なプランを一緒に考えましょう!

それでは、また!

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