信用と借金

所長ぼやき

想像してみてください。
ある子供が、おもちゃの車を持っていて、その車を走らせるためにはいつもバッテリーが必要です。
でも、この子供はお小遣いがあまりなくて、新しいバッテリーを買うお金が足りません。

そこで、この子供は友達からバッテリーを借りることにしました。
友達のバッテリーでおもちゃの車を走らせると、とても楽しいです!(^^)!
しかし、借りたバッテリーはいつか返さなくてはいけません(ノД`)シクシク

次に、また別の友達から新しいバッテリーを借りて、前に借りたバッテリーを返します。
でも、この新しいバッテリーもまた、いつか返さなければならないのです(ノД`)シクシク
このように、この子供はずっとバッテリーを借り続けて、おもちゃの車を動かし続けています。

これが「自転車操業」のような状態です。
つまり、ずっと何かを借りては返し、また新しいものを借りる、というサイクルを繰り返しているのです。
#地獄
本当は、自分でお小遣いを貯めて新しいバッテリーを買うことが必要ですが、
それができないために、この繰り返しをしているわけですね。
このことは、借金に例えるなら、
経営者が銀行からお金を借りて、そのお金を返済するために、また別の銀行からお金を借りることと同じですね。

信用とは

お金を借りる際の「信用」とは、人が銀行からお金を借りるときに、
その人がお金をちゃんと返すことができるかどうかという、いわば信頼のことです。

別の言い方をすると、「お金を借りられること自体」は、信用の証明にはなりません。
特に最近では、銀行は融資について、多様な商品・サービスを提供していますし、
オンラインプラットフォームを通じて、多くの人が比較的簡単に借入の申し込みができるので、
お金が必要な人が、より素早くお金を調達出来る環境にあるといえます。

しかし、大切なのは、その借りたお金を約束した通りに、時間を守って返すことができるかです。
これができる人が、「信用がある」とみなされます。
つまり、約束を守って借りたお金を返すことが、本当の信用だという意味です。

たとえば、友達からおもちゃを借りたとします。
そのおもちゃを借りることができたのは良いけれど、
大事なのは、「約束した日にきちんとおもちゃを返す」ことです。
約束を守って返せば、友達は「この人は信用できる」と思うでしょう。
それが信用なのです。
せっかく貸したおもちゃを、約束通りに返してもらえなかったら、
2度とその友達におもちゃを貸してあげようとは思いませんよね!
それと同じことです。

約束を守る、納期を守る、ただただ当たり前の話をしてみました☺

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