■ 「競争が激しい」
こんにちは!税理士のマサジローです。
「世界で一番おいしいラーメンはどこか?」
そう聞かれたら、私は迷わずこう答えます。「日本だ」と。
理由はシンプルです。競争が激しいから。
ラーメン屋が繁盛すると、翌週にはその周りにラーメン屋が乱立。
味で勝てなきゃ、即終了。
生き残るのは「本当にうまい店」だけ。これが日本の現実です。
■ 「競争」が起きないアメリカ
アメリカでは、ある通りでバーが流行っても、他のバーがすぐ出店することはありません。
なぜなら、すでに「そのエリアにはバーがある」から。
つまり、「既存店へのリスペクト」か「過剰な競争への忌避」がある。
結果、レベルは上がりづらい。
厳密には、ゾーニング規制(用途地域制度)、アルコール販売ライセンス(Liquor License)の発行上限など、
日本に比べて規制が厳しいのです。
しかし、日本は違う。
「儲かってるぞ!」と見えた瞬間、すぐ真似する。
そして、味・サービス・価格…あらゆる要素で差がついて、淘汰される。
このサイクルが「日本の外食クオリティの高さ」を作っているんですね。
■ 競争の激しい業界のノウハウは「宝の山」
この話、外食だけの話じゃありません。
競争が激しい業界のノウハウは、他業種にも転用できるということ。
たとえば、飲食業界のマニュアル化、オペレーション、接客力、立地戦略…。
これを、まだ競争の緩い業界(たとえば士業や農業、地域ビジネス)に持ち込んだらどうなるか?
勝てます。確実に。
■ 学ぶ(パクる)
自分のビジネスにどう生かそうか?
決して、飲食店を始めるわけじゃありません。
でも、「超繁盛してる飲食店」で一度働いてみる。それが一番の近道だと思います。
ポイントは「イケてる店で働く」こと。
ただ回してるだけのゆるいバイト先じゃ意味ない。
本気で仕組みで売上を作ってる場所で、空気を吸って、現場を知る。
それだけで、経営者としての視座が上がる。
■ 最後に
ビジネスの鉄則はこれです。
「強い業界で学び、弱い業界で勝て」
今、競争が緩いとされる業界で、ゆるっとやってるならチャンス。
激戦区のノウハウを、自分の業界に持ち込めば、それだけで一歩先に行けます。
「勉強」じゃない、「実践」から学べ。
実践無き学びは、雑念に等しい。
これをモットーに、試行錯誤でやっていきます🔥