継続率アップの秘訣

所長ぼやき

受講生が途中で離脱する理由とは?

「やる気満々で申し込んだのに、気がついたらフェードアウトしてた…」

こんな経験、ありませんか?
または、講座を運営する側として、参加者がどんどん減っていくのを目の当たりにしたことがあるかもしれません。

これ、実は「受講生の意志が弱い」とか「内容がつまらない」だけが原因ではないんです。
続かない理由は、環境や仕組みの問題が大きいんです。

じゃあ、どうすれば受講生が最後まで続くのか?


1. 価格を上げる 〜「安いと辞める」は本当?〜

まず、意外に思うかもしれませんが、講座の価格を上げることが継続率アップに直結します。

安いと、「とりあえず申し込んでみよう」って軽いノリの人が増えるんです。
結果、途中で辞める人も増えやすい。

逆に、価格が高いと「せっかく払ったんだから回収しよう!」という心理が働くので、
参加者の本気度が上がります。

例えば、大学でも学費を自分で払っている学生は、しっかり授業を受ける傾向がありますよね?
それと同じ理屈。

本気度の高い受講生を集めるために、価格設定は戦略的に考えましょう。


2. 成功者を最初に作る 〜「希望の星」を生み出せ〜

「この講座を受けたら、本当に結果が出るの?」

受講生はそう思っています。
だから、早い段階で成功事例を作るのが重要です。

1人でも成功者が出れば、その人が「生きた証拠」になり、
他の受講生のモチベーションを一気に引き上げます。

たとえば、ビジネス系の講座なら、まず1人徹底的にサポートして、短期間で大きな成果を出させる。
そして、「この講座で○○万円稼ぎました!」という実績をシェアする。

これだけで、「自分も頑張ればいけるかも!」と受講生のやる気スイッチが入るんです。


3. 「共通の敵」を作る 〜みんなで戦う環境が大事〜

チームが結束するのに一番効果的なのが、「共通の敵」を作ることです。

例えば、「1ヶ月以内に○○を達成しよう!」というチャレンジ企画を設定する。

受講生同士で同じ目標を目指せば、「一緒に頑張る仲間がいる」状態が生まれます。

人は孤独だと続きません。
みんなで同じ壁を乗り越えるからこそ、支え合い、刺激し合いながら前に進めるんです。


4. 受講生を小グループに分ける 〜仲間がいると辞めづらい〜

大人数の講座では、個々のつながりが薄くなりがち。
そこで、受講生を5〜10人の小グループに分けてみましょう。

定期的に進捗を報告し合う場を作ると、
「あの人も頑張ってるし、私も続けなきゃ!」という心理が働きます。

受講生が孤立しないように、適度な交流の機会を用意することが大事です。


5. 「達成報告会」を定期開催する 〜終わりの見える目標設定〜

ゴールの見えない学びは、モチベーションが続きません。

「○ヶ月後に、みんなで成果を発表する会を開く」

こういうイベントがあると、受講生は「それまでに成果を出そう!」と頑張るようになります。

発表の場を作ることは、効果絶大です。


最後に

講座の成功は、「いいコンテンツを作る」だけでは不十分です。
継続しやすい環境を整え、受講生が自ら「続けたい!」と思える仕組みを作ることが何より大事。

私もアウトプットした今回の機会に、この仕組みで講座を1つ考えてみます!
ではまた!

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