砂曼荼羅とボクシングと人生

所長ぼやき

YouTubeでの、ある大物ミュージシャンの話が心に響いた。
チベット仏教の不思議で美しい世界、砂曼荼羅の話。

リングの上でも、サックスの旋律に乗っても、数字と格闘する日々でも、
今の自分が見つけたのは一つの真実。
「すべては一時的」だ。

砂曼荼羅:チベットからのレッスン

砂曼荼羅は、色鮮やかな砂で描かれるチベットのアート。
この芸術作品は一つの大切なメッセージを持っている。
それは、美しさも、成功も、挫折も、すべてが一時的なものだということ。
作品が完成するまでに何日もかけ、完成したその瞬間は圧倒的な美しさを放つ。
しかし、その後すぐに砂は一掃され、元の無に戻る。

まるでチャンピオンベルトを手に入れた後、いつかはそれを手放さなければならないプロボクサーの運命のようだ。
ちなみに私は、ボクシングの戦績は2戦2勝、勝ち逃げにて引退、チャンピオンベルトは巻いたことが無い(ノД`)シクシク

人生とは、一時的なリング

自分自身がリングで学んだこと、それは勝利も敗北も一時的なものだということ。
「今、この瞬間を全力で生きる」こと。
リングの上で、やるかやられるか、必死に戦ったあの時を思い出すように、今を生きよう。
一時的なものに価値がある。だからこそ、今この瞬間を大切にしよう。

最後に

数字と向き合う日々、私は砂曼荼羅の教えを忘れない。
数字は変わりゆくもの。しかし、その背後にあるのは、クライアントの夢・希望・努力。
それらを支えるために、今を生きる。

タイトルとURLをコピーしました