尖れ!一箇所で勝負するブランディング術

所長ぼやき

〜「全部良い」は誰にも刺さらない〜

こんにちは!
税理士事務所の所長・マサジローです。
今日は「伝える力」について、経営者としてもマーケターとしても絶対に押さえておきたい話をします。


「全体的に良い」は、何も伝わらない

あなたのお店やサービスを紹介するとき、ついこう言っていませんか?
「うちは料理が美味しいです」
「サービスが丁寧です」
「雰囲気が良いです」

——残念ながら、これでは誰の心にも残りません(´;ω;`)ウッ…
なぜなら、競合のほぼ全員が同じことを言っているから。

顧客の記憶に残るのは、「一箇所だけ研ぎ澄まされた強み」だけです。
つまり、「何が一番すごいのか」を一点突破で伝える必要があります。


あるお店の伝え方が秀逸

たとえば、高級鉄板焼きのお店。
「うちの肉は美味しいです」では誰も動かない。
でも、こう言われたらどうでしょう。

「この牛肉は、4万円以下では卸されない。
それを1万8千円で食べられるのが当店です。」

一瞬で引き込まれませんか?
この一言で「すごい」「行ってみたい」と思わせることができる。
これが「尖った表現」の力です。


人は「金額」で価値を感じる

価値が伝わらない時は、金額で語るのが早い。
人は数字でしか「比較」できない生き物です。

だからこそ、
「年収1,200万円のサービスマン」
「チップ総額6,500万円」
こうした、誰でも理解できる尺度で伝えると、
一瞬で相手の想像が動きます。

数字は下品ではありません。
むしろ誇りです。
数字を出せないビジネスは、信頼も薄くなる時代です。


トークの設計は「一点突破→質問誘導」

最初から長々と説明しても、相手は聞いてくれません。
まずは一箇所だけ「研ぎ澄まされた特徴」を打ち出す。

そして相手が「それってどういうこと?」と聞いてくれたら、
初めて深掘りして説明する。

これが営業でもプレゼンでも最強の流れです。
いきなり全部話そうとするから伝わらないんです。


セールスもマーケティングも「尖り」が命

経営者として自社を語る時、絶対に意識すべきは「尖り」。
万人受けを狙うと、誰にも刺さらない。

「一箇所だけ、異常なほど熱い」
その一点があれば、口コミも生まれるし、SNSでも広がります。


最後に

・「全体的に良い」は、印象ゼロ。
・たった一つの「尖った強み」を磨け。
・数字で語れ。金額や実績は武器になる。
・一点突破で相手を「聞かせるモード」に入らせろ。


「伝える」とは「全部説明すること」じゃない。
「聞きたくさせること」だ!!

今日もマサジローは、営業トーク、自己紹介、
「一点突破」で作ります!
ではまた!

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