給料の出どころは?
どうも!マサジローです。
自分の給料って「売上」から出てると思ってませんか?
それは、間違いです。
正しくは「利益」からです。
売上がいくらあっても、そこから経費を差し引いて残ったお金、
つまり「利益」がなければ給料なんて払えません。
赤字の会社で給料が出てるとしたら、それは「貯金」から出てるんです。
じゃあその貯金、誰がつくったのか?
今働いてる人じゃなくて、先輩たちがコツコツ稼いで積み上げたものです。
給料は「過去の成果」の取崩し
入社したばかりの頃、電話も取れず、仕事も何もできなかった。
それでも給料が振り込まれていた。
それって、自分が生み出した価値じゃないんですよね。
過去の社員、先輩たちが残してくれた成果から、まず「借りてる」状態なんです。
つまり、新入社員のスタート地点は「借金持ち」なんですよ。
それを勘違いして、「評価されたい」「給料上げてほしい」って言ってしまうのは、ちょっと違いますよね。
利益は誰がつくっている?
じゃあ、その利益を出しているのは誰か。
経営者です。会社です。
・仕入れ先との価格交渉
・効率的なレイアウトの工夫
・無駄のない人員配置
・在庫やコストの徹底管理
こういった細かい工夫の積み重ねでようやく利益が生まれます。
そしてその利益で、ようやく給料が支払われているんです。
お客様に喜ばれても。。
ときどき、こんな声を聞きます。
「お客様には喜ばれてますから」
「会社のやり方より、お客様の満足を優先してます」
…それ、完全に勘違いです。
お金を出しているのは「会社」。
その会社に背を向けて、自分だけの判断で動くのは、お客様にも会社にも不誠実です。
「誰が給料を払ってくれているのか」
最低限そこだけは、大人として知っておきましょう。
学校と一緒、気づかなかっただけ
小学生の頃、授業は無料でしたよね?
でも実際には、親が税金や学費を払ってくれていた。
子どもだったから気づけなかっただけ。
同じことが会社でも起きています。
働き始めてすぐ、教えてもらいながら何もできていない状態でも、給料は振り込まれる。
自分では気づいていなくても、それは誰かが負担してくれているお金です。
終わりに
会社って、社員のものじゃないんです。
出資している株主や創業者のもの。
資本金も、誰かのポケットマネーなんです。
そのお金で給料が支払われている。
文句を言う前に、まずその事実を知っておきましょう。
まるで中学生が「ご飯まずい」と言いながら母親に作らせてるようなものです。
それを30代、40代、50代になってもやっていたら…恥ずかしくないですか?
給料をもらっている以上、「誰に貢献するべきか?」は明確です。
会社の利益に貢献できてこそ、「給料をもらう資格」があるんです。
まずは、会社に利益をもたらす人間になりましょう。
それが、大人としての「本当の自立」だと思います。
ではまた!