「教育の価値とお金の使い方」

所長ぼやき

こんにちは!税理士のマサジローです。
今日は「教育の価値と費用対効果」についてお話しします。


教育は無料じゃない!── 学びこそ究極の贅沢

日本では義務教育があるため、教育は「当たり前」「無料」と思われがちです。
しかし、実際には小学校から高校、大学に至るまで、それなりの費用がかかっています。

特に富裕層ほど教育にお金をかける傾向があり、
家庭教師や海外留学、専門スクールなど、学びの選択肢が広がります。
学ぶこと自体が一種の“贅沢”とも言えるんです。


「自分で決める力」が未来を変える

教育の話をすると、「親が決めたから」「周りがそうしているから」と、
なんとなく進学や学びを選ぶ人が多いと感じます。
でも、これは危険なサイン。
「自分で決める力」がなければ、大人になってからも「会社が決めたから」「社会がこうだから」と、
自分の人生を主体的に生きることができなくなってしまいます。


なぜ日本の家庭ではお金の教育がないのか?

皆さん、お金の話を家庭でどれくらいしましたか?

「節約しなさい」「無駄遣いはダメ」そんな会話はあったかもしれませんが、
「どうお金を増やすか」「資産を運用する方法」を教わる機会はほとんどないのが日本の現状です。

実際、「貯金さえしておけば安心」と考えている人が多く、これが金融教育の不足を象徴しています。
海外では子どもの頃から投資や税金の仕組みを学ぶのに対し、
日本では「お金の話はタブー」という風潮が残っているのも問題です。


学びへの投資をためらうのはなぜ?

皆さんは、仕事のスキルアップや自己投資にどれくらいお金をかけていますか?

実は「学ぶためにお金を払う」という意識が薄い人が多いのも、日本特有の傾向です。

例えば、「英会話スクールは高い」「ビジネススクールは不要」と考える一方で、
ブランド品や最新のスマホには躊躇なくお金を払う人もいます。
形のあるものにはお金を出すけど、スキルや知識のような“形のないもの”には価値を感じにくいんですね。

でも、長い目で見たときに、収入を増やすのは“学び”への投資。
特に社会がどんどん変化する中で、新しいスキルや知識を身につけることは、生き残るための武器になるんです。


「貯金信仰」から抜け出せ!

最後に、金融リテラシーの話をしましょう。

「貯金は安心」と考えている人は多いですが、実はこれは過去の価値観。
特に、日本では戦時中の「国民貯蓄奨励運動」によって、「貯金は美徳」という考え方が広まりました。

しかし、現代の超低金利時代において、ただ銀行に預けるだけでは、ほぼお金は増えません。
それどころか、インフレが進めば、実質的な価値は目減りしていきます。

お金を貯めることよりも、「どう運用するか」がこれからの時代には必要不可欠です。
株式投資、不動産投資、ビジネスへの投資など、正しい知識を身につければ、
貯金よりもはるかに賢いお金の使い方ができるんです。


最後に

教育は、受け身でいると“与えられるもの”ですが、主体的に学ぶことで“人生を変えるもの”になります。

自分で決める力をつける
学びに投資する意識を持つ
貯金だけでなく、賢くお金を使う

この3つを意識するだけで、あなたの未来は大きく変わるはずです。

税理士として、数字を扱う仕事をしているからこそ、お金と教育の大切さは身に染みています。
これからも、一緒に考えていきましょう!
ではまた!

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