本音を伝える勇気が、成長を生む

所長ぼやき

こんにちは!マサジローです。

みなさんは、「自分の思ったことを正直に伝えるのが怖い」と感じたことはありませんか?
特に、相手が上司や経営者、または仲間内の多数派の意見と違うときは、なかなか本音を言いづらいものですよね。 今日は、そんな“本音を伝える勇気”がいかに大切かについて、お話ししたいと思います。

素直に言えないときって、どんなとき?

私は以前、ある経営者の講演を聞いたときに、こんな経験をしました。
その講演者は「1000日間、両親に手紙を書き続ける」という実践をしていたそうです。

「いや、1000日ってすごいな!」と思う一方で、私はふと疑問に思いました。

「で?それを続けた結果、何が変わったの?」

しかし、その後の感想シェア会では、周囲の人たちは「素晴らしい実践ですね!」「私も見習いたいです!」
といった称賛の声ばかり。

「うわぁ、みんな褒めるムードだな……。俺も適当に無難なことを言ってやり過ごそうか?」

と一瞬思いましたが、いや待てよ、と。
本当に講演者のためになるのは、「本音でフィードバックすること」ではないか?

相手のために、本音を伝える

そこで私は勇気を出して、こう伝えました。

「今日はありがとうございました!1000日続けた結果、あなた自身がどう感じたのか、どう変わったのか、そこまで聞きたかったです。」

すると、講演者は一瞬ハッとした表情になり、その後こう言ってくれました。

「ご指摘、ありがとうございます!皆さん、いいことばかり言って褒めてくれることが多いんですよ。でも、こうした方がいいって言われるのは本当にありがたいです。次回の講演に活かします!」

私はこのとき、心から「正直に伝えてよかった」と思いました。

本音を伝えることは、相手の成長につながる

私も過去に、言えずに後悔したことが何度かありました。
でも、言わないと相手は気づけないし、自分のモヤモヤも残るまま。

だからこそ、本音を伝えることは大事なんです。
ただし、伝え方は重要。 攻撃的にならず、「相手の成長を願う気持ち」を持って伝えることがポイントです。

最後に

私は、税理士として経営者の方と関わることが多い仕事です。
だからこそ、顧問先に対しても「こうした方がもっと良くなる」と本音で伝えることが、
真の価値提供につながると考えています。

もしあなたが、 「本音を伝えるのが怖いな……」 と感じることがあったら、一度考えてみてください。

「これは相手の成長につながるか?」

そう思えるなら、勇気を出して伝えてみましょう。

本音を伝え、成長し合える関係を築いていきたいですね!

それでは、また!

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