【成長しない部下の責任は誰か?】
こんにちは!
税理士事務所の所長、マサジロウです。
今日のテーマはズバリ、「部下の成長を止める上司(トップ)」について。
この業界、ぬるま湯の甘えが蔓延していると、私は本気で思っています。
「時間内に出勤しました」「指示された業務はこなしました」
――で、何?
成長ゼロ。主体性ゼロ。未来性ゼロ。
でも一番の問題は、そんな部下に対して、「まあ、こんなもんだよね」とトップが諦めていることなんです。
【どっちが折れるかのチキンレース】
税理士業務って、ぶっちゃけ「数値と締切」との戦いです。
その中で、
「この資料、間に合いませんでした」
「ここまでしか手が回りませんでした」
そんな言い訳が出てきたとき、私は絶対に許しません。
「やれ。」
「なぜできなかった?」
「言い訳は要らない。やれる方法を考えろ。」
これに耐えきれず折れるのが部下なら、その組織の基準は私のものになる。
逆に、私が「しょうがないよな…」と折れた瞬間、事務所のレベルは一気に崩壊する。
部下の怠慢を許した瞬間に、職場は地獄になる。
【「価値観を合わせる」のは幻想だ】
よく「職場はチームワーク」と言いますが、そんなもの幻想です。
そもそも、人間は全員違う。
価値観も育ちも、プロ意識もやる気も違う。
「すり合う」んじゃない。
叩き合わせるんです。
業務の基準を、ルールを、行動の質を、トップが譲らずに叩き込むしかない。
それができないなら、部下に食い荒らされて終わり。
あなたの組織は腐っていく。
【税理士事務所における“基準”とは】
では、私が譲らない「基準」って何か?
・提出物の期日遵守
・報連相のスピード
・ミスの管理フロー
・お客様対応の一言一句の質
・勉強量と学習姿勢
これらすべて、「私が諦めなければ、必ず部下もやる」って知ってます。
逆に、一度でも私が「まあいいか」と言えば、全員が崩れます。秒で腐ります。
だから、私は絶対に折れない。
最後に
研修だの、評価制度だの、キレイごとを整えても無意味です。
結局はこれです。
部下が折れるか、トップが折れるか。
そして私は、絶対に折れない。
それが私の誇りであり、私の事務所の文化です。
この文化を受け入れられない者には、去っていただいて結構。
会社は学校じゃない。
私たちは納税者の信頼を背負って仕事をしている。
だからこそ、「諦めないトップの背中」を見せ続ける責任がある。
しつこい者が勝つ。
うちの事務所では、「成長しない部下」はいません。
なぜなら、「諦めるトップ」がいないからです。
ではまた!