年々上がるテーマパークの入場料

所長ぼやき

税理士のマサジローです!

「夏休みに子どもを連れて行きたいけど、入場料が高くてちょっと…」
そんな声、あちこちで聞こえてきますよね。

実際、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や
東京ディズニーリゾートのチケット料金は、ここ数年でぐっと上がっています。
でも最近の値上げは、ただのインフレや利益確保のためではなく、
「体験の質」を高めるための投資として考えられるようになってきました。


値上げの背景には「満足度の向上」

たとえばUSJでは、1日券が最大で1万1900円。
たしかに高い印象はありますが、その裏ではアトラクションのリニューアルやイベントの拡充、
混雑の緩和対策など、来園者がより快適に楽しめるようにするための取り組みが進められています。

東京ディズニーリゾートでも同じような傾向があります。
18〜39歳の来園者はやや減っている一方で、1人あたりの平均消費額は6,000円も増加。
「長く滞在してできるだけ多く楽しむ」から「短時間でも満足できる体験を重視する」へと
価値観が変化しているのかも。


「待ち時間を減らしたい」というニーズに対応

最近は、USJやディズニーでも待ち時間を短縮できる有料パスが販売されています。
1500円〜2500円ほどの追加料金で、人気アトラクションの列を大幅に短縮できるサービスです。

「できるだけ効率よく楽しみたい」
「長く並ぶのはつらい」
そんな人にとって、この仕組みはありがたいサービスですよね。
時間を有効に使いたいというニーズに応えた結果とも言えます。


他の業種にも広がる?

こうした「時間を買う」という仕組みは、テーマパークに限った話ではないですね。

病院で「順番を早めて診てもらいたい」、
美容室で「急ぎで予約を入れたい」、
税理士や士業の世界でも「すぐに対応してもらいたい」など、
同じようなニーズがいろいろな場面で生まれています。

これからは、こうした要望に応えるオプションが他の業界にも広がるかもしれませんね!


終わりに

「値上げ」と聞くと、なんとなくネガティブな印象がありますよね。
でも見方を変えると、それは「価格の話」ではなく、
「サービスや体験をどう届けたいか」という話になる。

もし自分の仕事やお店でも、「スピード」や「快適さ」に価値を感じてくれる方がいるなら、
そのニーズに応える形でちょっとした価格の工夫をしてみるのも良いかもしれません。

値上げは単なる負担ではなく、「サービスの進化」と捉えることで、
新しい価値を提供できるきっかけにしたいですね!
これからの時代に合った価値の届け方を、少し考えてみようと思います。
ではまた!

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