会社は誰のもの?

所長ぼやき

こんにちは!税理士事務所所長のマサジロウです。
「雇われ社長」や「会社員」が意外と理解していないこと。
それは「会社は誰のものか?」ということです。

会社は株主のもの

まず最初に明確にしておきたいのは、会社は株主のものであるという事実です。
社長や社員がどんなに頑張っても、会社を所有しているのは株主です。
これを理解しておくことは非常に重要です。
例えば、私が1人で立ち上げた会社のように、私が株主であり社長であれば、
私はその会社のトップとしての権限を持ちます。
しかし、もし社長が「雇われ社長」である場合、その人は経営を任されているだけで、所有者ではありません。

お金を出す人が偉いという資本主義

資本主義の世界では、「お金を出している人が偉い」という価値観が根付いています。
頑張って汗を流して働く人が偉いのではなく、資本を提供してリスクを負っている人が最終的な責任を持ち、
偉いとされるのです。
だからこそ、創業者で全ての株を持っている社長がゴルフをしていても、文句を言うのは筋違いです。
その人が会社を立ち上げ、リスクを背負って運営している以上、その人が決定権を持つのは当然です。

勉強の機会を作ろう

こういった基本的な会社の仕組みや資本主義の価値観は、学校や職場で教わることがほとんどありません。
しかし、これを理解しておくことで、自分の立場や役割が明確になりますし、
上司や経営者の行動に対しての理解も深まります。
私もこれを学んだことで、若い頃の誤解が解け、今ではしっかりと「会社の構造」を理解しています。

最後に

リスクを背負ってお金を出している人。その人こそが会社の所有者(株主)であり、
最も大きな権限を持つということを覚えておいてください。
この理解があることで、自分の役割を見直し、より良いコミュニケーションや行動ができるようになります。

社会やビジネスの仕組みを理解し、今後のキャリアに役立てて頂ければ幸いです。

タイトルとURLをコピーしました